経口補水液の味の感じ方が変化するかを実験しました

経口補水液は、基本的には体にいいものですが、日ごろから水のように飲むものではありません。

塩分濃度が高いので、大量に摂取すると体内の水分と塩分のバランスを崩し、逆に具合が悪くなることがあるそうです。

 

しかし軽度から中等度の脱水症状があるときに摂取するのは、とても大切な治療です。

とにかく正しく使いましょう。

 

 

 

さて、摂取に関する一つの目安ですが、飲んでみたときに

「おいしいと感じるか?」

です。

飲みやすい、おいしい、と感じたらすでに脱水状態かもしれません。

気をつけましょう。

 

体内の塩分と水分が十分なときは、あまりおいしいと感じるものではありません。

むしろおいしくないし飲みづらく感じます。

 

 

 

体を軽い脱水状態にしてから摂取したとき、味の感じ方が変わるのか。

今回はその実験です。

 

 

経口補水液づくり

買うと高いので自作しました。

 

レシピによると、水500mlに食塩1.5gと砂糖15gを溶かし、レモン汁を加えて完成です。

 

今回は200mlなので、食塩0.6g、砂糖6g、で作りました。

レモン汁はなかったので入れていません。

 

作ったら冷蔵庫に入れて冷やしておきました。

 

 

走る前に少しだけ口に含んでみましたが、想像よりしょっぱくありませんでした。

個人的には、甘さをもう少し控えたほうが飲みやすいかと思います。

口に含んだ時は甘ったるく、少しあとで遠くにしょっぱさを感じました。

 

当然でしょうが、買ったもののほうが味が良いです。

 

 

 

ランニング前の計測

時間と体重の写真です。

 

2020年9月3日

11:17 体重44.6kg。

 

この直後になにも摂取せずにランニング開始しました。

 

6キロちょっとを28分くらいで走りました。

もう一キロくらいは走りたかったのですが、かなりの暑さのため切り上げました。

カンカン照りなうえに、33度くらいはあったのではないでしょうか。

 

 

 

 

ランニング後の計測

帰ってそのまま体重計直行です。

 

11:50 体重44.1kg

 

 

体重計の計測値は、小数点第二位を四捨五入しているでしょうから

 

ランニング前の表示(44.6kg)の最小値は、44.55kg。

ランニング後の表示(44.1kg)の最大値は、44.14kg。

 

少なく見積もって400g、体重の約1%くらい減っていますが、体調に変化はみられませんでした。

 

 

 

味の変化を感じるか?

体重計測後に改めて経口補水液を摂取しました。

 

甘さの感じかたはあまり変化がありませんでした。甘ったるくてちょっと気持ち悪いです。ぬるかったらもっと飲みづらいのでしょう。

しょっぱさはほとんど感じませんでした。

 

 

 

体内から1%の水分が抜けるだけでも、そこそこに味の変化を感じましたが、正直なところもっと劇的な結果を期待していたので、物足りなさを覚えました。

もしかしたら走る前からすでに脱水気味だったとか、この時期ならあり得ることです。

いやいや、単純にもっと汗をかいて追い込めということでしょう。

 

 

もう一回くらい実験してみようと思います。

今度は砂糖を少なめにして作り、走る前にしっかりと塩分を摂って経口補水液がおいしくないことを確認してから走るようにします。

 

 

本日も最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!

 

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