初めての梅干し作り
6月27日の夜、梅干しづくりを始めました。
初の試みなので紫蘇は入れず、シンプルな白干梅干しにしました。
元々興味があったのですが、患者さんに唆されたのと意外なことに子供ら(小2と年少)が好んで食べるので、じゃあ作ってみようかって。
行程全体を通して作業はかなり雑だったと思います(笑)。失敗が前提でしたから。
それでもちゃんとできてしまいました。
用意したもの
梅 : 1kg (黄色く熟したもの)
失敗しても良いように安い梅を選びました。南高梅(1000円/kg)ではなく白加賀梅(300円/kg)です。
遅い時期に買ったのですでに黄色いものしか売っていませんでした。少々傷んでいるのも入っていました。
粗塩 : 約200g (1kg 100円くらいだったと思います)
容器 : 今回は梅酒など作る4リットルの瓶 (実家からもらってきました)
消毒用アルコール : 瓶の消毒用。スプレータイプのが家にあったので、それを使用。
スーパーのレジ袋 : 2枚 (梅に塩をまぶすためと、重しとして水を入れて使うため)
ボール : 梅を洗うために使用。
フォーク : 梅のヘタを取るために使用。 (本当は竹串が良いのですが、用意の段階で早くも適当です)
干す段階になって、野菜干しネット(ダイソーで150円)を追加しました。
トータルコストは1000円でおつりが来ます。
用意をしたら作業に入ります。
①梅を洗ってヘタを取ります
ボールに水を張って梅を投入。
ゴロゴロと転がしながら洗いました。
汚れているなってところは軽く手でこすりました。
ヘタを取るときにフォークを使ったので、ヘタの周りを刺してしまい梅に穴が開きましたが、気にせず続行です。
ちょっと傷んでいるのもそのまま使いました。
カビが生えているのはありませんでした。
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②塩をまぶして瓶に移す
洗い終わった梅と粗塩(約200g)です。
黄色い梅っていい匂いです。
瓶の消毒はここで行いました。きれいに洗って内側にアルコールを吹き付けるだけです。
アルコールは残っていても問題ないです。
ビニールに梅と粗塩を入れて振ります。
振ったら瓶に移します。
量が多かったので二回に分けて行いました。
③重しを載せる
重しは埋めの重さと同じくらいとのことなので、約1kg。
ビニールを二重にして水を入れました。
思っていたより押し込むのが大変でしたが、どうにか押し込みました。
これで蓋をして、暗いところ(常温)に放置です。
④その後の経過
週1回くらいはカビが生えていないかチェックする必要があります。
カビが生えていたらその梅を取り除いてアルコールを吹くそうですが、今回はその機会はありませんでした。
15時間後 (6月28日の昼)
早くも梅酢が上がってきています。順調です。
梅がつぶれて嵩が減っています。
かびている様子もありません。
70時間後 (6月30日の夜)
梅酢が上がって梅全体を覆いました。
瓶の下に溜まっていた塩もだいぶ溶けました。
7月8日
すっかり塩は溶けました。梅も潰れてしわしわになってきました。
7月18日
もうあまり変化がなく面白味がありません。
8月2日
取り出します。
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⑤取り出して干す
こんな様子です。
お玉でまとめて取り出すつもりだったのですがうまくいかず、結局菜箸で一個ずつ取り出しました。
後ろに写っている梅酢ですが、思っていたより少なかったです。
この時点で割ってみるとこんな様子。
白加賀梅のためか皮が厚く丈夫です。かなり雑に扱っても破れません。
食べてみたらとても酸っぱく、ちゃんと梅干しっぽくなっていました。
ネットに入れて干します。
重ならないように、くっつかないように、というのもあまり気にせず適当にやりました。
返すときも一つずつ、ではなくネットを振って適当に転がしました。
それでも皮は破けません。丈夫です。
3日ほど干しました。
時々天日に当てましたが、ネットをあっちこっちに運ぶのが面倒だったので、主に陰干しでした。
それでも大丈夫です。
十分梅干しの味がします。
子供らも食べました。そのままだと相当酸っぱかったようですが、ご飯にのせたら喜んで食べていました。
半分は再度梅酢に入れてみました。もう半分はそのまま冷蔵庫へ。
3か月くらい熟成させるとよりおいしくなるそうです。
それまで残っているかわかりませんが、楽しみです。
まとめ
雑にやってもちゃんと梅干しになりました。しかも思っていたより簡単でした。
白加賀梅は皮が厚くしっかりしていて、雑に扱っても問題ありませんでした。南高梅で作るとどうなるかわかりませんが、初めて挑戦するなら白加賀梅の方が良いのではないかと思います。
紫蘇を入れなくてももう少しピンクになるのかと思っていましたが、黄色いままでした。
来年は量を増やし、南高梅で挑戦します。
紫蘇を入れるのもやってみたいですね。
本日も最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!