迷走神経反射かな? と思ったできごと
先日、子供が全力疾走したまま公園のジャングルジムに突っ込み、右胸から右肩にかけて強打しました。
「こりゃ鎖骨か肋骨でも折れたんじゃないか?」
っていうくらい派手にぶつかって転倒しましたが、痛いと言いながらもすぐに起きあがりました。
ベンチで少し休ませてから患部を確認し、そのあと自分の足で歩いて家に帰りました。
ところが家に帰った途端に様子が急変。
息苦しさと気分の悪さを訴えはじめました。
最初は、
「肺がダメージを受けていたらマズいなあ」
と思いましたが、
「迷走神経反射かな?」
と考え直して様子を見ていたら、無事に回復しました。
その時の様子を写真で紹介します。
帰宅してすぐにグッタリ。
右がぶつかった子、左は何でもない子。
顔と唇が真っ白になっております。(光の加減ではありません。)
呼吸も苦しそうでした。
とりあえず横にして足元を高くしました。
約20分後。
顔色はイマイチですが、唇の色がだいぶ戻りました。
呼吸も正常で、体を起こして普通に話ができました。
もう問題なさそうでした。
迷走神経反射は、扉に手を挟んだりしても起こりうるので、実は意外と身近に起こることです。
私が中学生の時に、似たような経験をしていたので、そんなに慌てませんでしたが、知らないとかなり慌てると思います。
30年以上前に痛い思いをしたことは、貴重な経験だったということですね。
幸か不幸か、こんな経験や知識が役に立つ日が来るとは思いませんでした。
本日も最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!