【春の丹沢】寄から尾根伝いに鍋割山往復 2025年3月23日

今年初山行は、いつものメンバーの息子さん(中3)が加わり、いつもの丹沢です。
寄から鍋割山って行ったことがなく、途中までは初のルートになりました。
ところどころ尾根が広くて不明瞭なところもありますが、尾根を外れなければ迷子になることはないと思います。
ルート上に危険なところはありません。
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気象と天気図
天気図(気象庁HPから)

3月19日にまとまった雨が降り、山間部では雪が積もりました。
23日にまでに溶けていなければ延期を考えていたのですが、幸いなことにその後は高温の日が続いたためほぼ溶けてなくなっていました。
オホーツク海の低気圧と寒冷前線の名残があると少し風が強いかなと思いましたが、前日までの陽気を考えると寒いことはまずないだろうと思いました。
当日の気象
歩きだしは、少し肌寒さを感じました。時間とともに気温がぐんぐん上がり、山頂でも17度を記録していました。平地は25度を超える陽気だったようです。
コースとコース図
コース図

きれいにプロットされていて良かった!
図の下が、みやま運動公園駐車場です。ほぼ真北に向かって尾根沿いに歩いていきます。
コースタイム
6:06 みやま運動公園駐車場
8:03 櫟(くぬぎ)山
8:30 栗ノ木洞
9:00 後沢乗越
10:02 鍋割山 着
11:00 鍋割山 発
11:46 後沢乗越
14:00 みやま運動公園駐車場
ヤマケイオンラインとの比較
ヤマケイオンラインでは
寄から鍋割山 3:55
鍋割山から寄 2:35
となっています。
実際は休憩時間を入れて、登りがほぼ4:00、下りが3:00なので、登りは少々ハイペース、下りは気持ち遅めといったところでしょうか。一緒に行った中学生も、無理なく歩いていたと思います。
みやま運動公園駐車場(寄バス停)から鍋割山
6:06 みやま運動公園駐車場
この時間でも数台止まっていました。トイレは、グラウンドの脇にあります。
道路を秦野方面に少し戻ると、進行方向左側に登山口やロウバイ園にむかう道があります。坂道を一気に登ります。

写真の右が開けていてい展望台があり、ここで登山道と舗装路が分かれますがあとで合流します。

行きは舗装路、帰りはこの展望台に出る登山道を使いました。
この先の合流から登山道っぽくなります。

8:03 櫟(くぬぎ)山

山頂は広々としています。眺望はありませんが、上は開けていて日が入り気持ちいいところです。
枯れ枝でテントのようなものが作られていました。
8:30 栗ノ木洞

ここの山頂は針葉樹に囲まれていて、薄暗い感じです。
ここから後沢乗越まで急激に下るところがありますが、そのあたりの眺めはいいですよ。
9:00 後沢乗越

大倉からの登山ルートと合流します。
ここまでは人とすれ違うことはありませんでしたが、ここから一気に人が増えます。
鍋割山荘の従業員が歩荷していました。

10:02 鍋割山 着

鍋割山荘は、10:30から営業です。鍋焼きうどんは、2000円。みなさん並んで買っていました。
山頂には、雪は少しだけ残っていました。山頂から塔の岳方面に向かう尾根には、まだ結構な量の雪が残っているようでした。
みんなで食べるために無印良品のデカいバウムクーヘンを持っていったのですが、各々食べるものが足りていたので残念ながらそのまま持ち帰りました。
鍋割山からみやま運動公園(寄バス停)
11:00 鍋割山 発

海外の方も鍋焼きうどんを食べていました。喜んでもらえていると良いですね。
一気に下ります。
11:46 後沢乗越

ここから先は、また静かな道になります。
来るときに急降下したところを登るのは仕方ないのですが、気持ちが折れそうになりますね。
帰りはこの分岐をまっすぐ行きました。そうすると来るときに通り過ぎた展望台に出ます。

そうそう、つくしが生えていました。昔は両親とよく取りに行ったものです。

14:00 みやま運動公園駐車場

無事に下山です。
終わりに
まだヤマビルのことを気にしなくて良いのですが、梅雨あたりにはもう使えないルートになってしまいます。
交通機関だと少々行くのが手間なので、車での移動がおススメです。交通機関の場合は、下山を大倉にすると塔の岳まで行って下山というロングルートになりますね。
楽しみ方はいろいろですが、無理のない山行計画でお願いします。
本日も最後までお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました。