シューズフィッティング個別セミナー
昨年10月にお世話になった新横浜整骨院で、シューズフィッティング個別セミナーを行いました。
https://yamaaruki.tokyo/article/post-1869
今回の依頼はお子様の普段履きですが、靴選びの基本は変わらないと考えます。
クライアントは小学1年生(だったはず、間違えていたら申し訳ありません)。
脛の痛みを訴えていて、「シューズも見直してみましょう」という青柳先生からの提案で行ってまいりました。
親御さんにフィッティングを体験してもらう
たまたまクライアントがベッドで脛の治療中だったので、せっかくだから待ち時間を利用して親御さんにも体験してもらいました。
大きすぎる靴の弊害、選ぶポイントは踵と硬さです、などの説明をしながらフィッティングを行いましたところ、いつもと違う履き心地に喜んでいただけました。
この違いを感じてくださると、とても嬉しいんです♪
今にして思うと、親御さんに説明してからクライアントのフィッティングっていい流れだったと思います。
正直子供にとって理屈を聞くのは退屈でしょうからね。本当は聞いてほしいですけど。
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クライアントのフィッティング
今回は写真の使用許可をいただきました。
快諾してくださいましたお母様、本当にありがとうございました!
さて、何足かお持ちいただいたシューズを見ました。
よく言えば履きやすくて動きを邪魔をしない、悪く言えば足を守ってくれない、柔らかいシューズでした。
一番小さいシューズが17.5cm、次が19.0cmでした。
次に足の実測です。
素足で非荷重の実測が17.5cm。
普段は19.0cmを履いているそうで、フィッティングをするとハトメ間が狭くなりすぎ、明らかに大きいことが見て取れました。
子供用の靴ってひもが飾りで、1か所だけマジックテープで留めるものが多いですね。
この形だとうまくフィッティングはできないのですが、「これは大きいかな」というのはわかります。
ちなみに17.5cmのシューズもフィッティングをするとハトメ間がつまり、飾りのひもがあまりました。
つま先はあまり余裕がありませんでしたが、当たってしまうほどでもありませんでした。ただ普段から大きいシューズだと違和感があるかもしれません。
しかしながら、お持ちいただいたシューズの中ではこれが一番フィット感が良さそうだったのでこれでフィッティングを行い、さらにもう一工夫しました。
厚紙でインソールを作って上げ底です。
騙されたと思ってやってみてください。これだけでかなりフィット感が変わります。
いつもの履き方より、ちょっとは歩きやすかったんじゃないかなぁ、と思っています。
おわりに
初対面で良く分からないことを話している知らないおじさん(私のことです)に、足だの靴だのを触らせてくれたクライアントに感謝です。
めげずに良く付き合ってくれました。
クライアントの脛の痛みが少しでの和らぐと嬉しいな、と思います。
本日も最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!