【初夏の丹沢・大山】クライアントとのハイキング第2弾 大山のメジャーなルート 2025年5月29日

特に定期的に行っているわけではないのですが、たまたま昨年も今年も春に歩きに行くことになりました。
昨年は高尾山、今年は丹沢の大山です。(メンバーは別の人です)
丹沢の大山は、神奈川でメジャーな山の一つだと思っています。
アプローチもしやすいし、登山の案内でもよく目にするので
「かなり楽な山なんじゃないの?」
と思われるかもしれません。
実はそうでもありませんよ。
天気と天気図
天気図

気象庁のホームページからいただきました。
南に梅雨前線がありますが、遠いので雨の心配はないと思ったのと、風は弱そうで快適そうだなと思いました。
気象
朝から雨の心配はない程度のうっすらとした曇り空、この時期はカンカン照りよりこれくらいのほうがありがたいですね。ほぼ無風で、山頂でもお湯を沸かしてのんびりと過ごすことができました。
当日は夜から雨の予報で、ほんとかなぁと思っていたのですが夜は降ってきました。
コースとコースタイム
コース

伊勢原駅からバスで大山ケーブル駅バス停まで移動しました。
登りは男坂と表参道、下りは見晴台方面から女坂を下りました。
コースタイム
9:05 大山ケーブル駅バス停
9:20 大山ケーブル駅
9:55 阿夫利神社下社
11:07 大山山頂
11:50 大山山頂発
12:48 見晴台
13:50 大山ケーブル駅
14:00 大山ケーブルバス停
ヤマケイオンラインとの比較
大山ケーブルバス停~男坂~表参道~大山山頂 2:30
大山山頂~見晴台~女坂~大山ケーブルバス停 2:10
登りは、休憩時間を入れてもコースタイムより結構ハイペースだったようです。
下りは、ほぼコースタイム通りです。
大山ケーブルバス停から大山山頂(男坂・表参道経由)
9:05 大山ケーブル駅バス停
バス停にレトロなポスト発見。

この少し先にトイレがあるので、寄ってから出発です。
9:20 大山ケーブル駅
すぐ先にお社があって男坂と女坂の分岐ですが、男坂の階段はちょっと引くほど急です。
残念ながら写真を撮り忘れました。
9:55 阿夫利神社下社

振り返ると絶景ですが、少々ガスっていていまいちでした。
この鳥居をくぐって左奥に登山口があります。
いきなり急な階段。

まだツツジが残ってました。

この写真はかなり上のほうですが、登山道のところどころに案内板が設置してあります。

ここからもう少し上がっていくとイタツミ尾根との分岐があります。
その分岐を少し入ると、これまた遮るものがない絶景ですが、この日はかろうじて塔の岳が見える程度でイマイチでした。
樹皮がひどいことに。シカに食われた痕なのか、人為的なものか・・・。

11:07 大山山頂
平日ですが、そこそこの賑わいでした。
茶店は開いていませんでした。あてにしていなくてよかったです。

日射しは適度に遮られ風も穏やかで、とてものんびり過ごすことができました。
のんびりしすぎて、ちょっと食べすぎたかもしれません。
山頂から大山ケーブルバス停(見晴台・女坂経由)
11:50 大山山頂発
帰りは見晴台方面へ。
こちらは階段が多いイメージだったのですが、思ったほどではありませんでした。
よく整備されていて歩きやすいです。

安全なルートの中で、ちょっと気を遣う部分がありました。

12:48 見晴台
ベンチとテーブルが複数あって、休憩するには良いところです。
下社からここまで来るだけでもいい気分転換になります。

帰りは下社から女坂へ行きます
登りではこの分岐にまったく気が付きませんでした。

女坂には七不思議の案内板があって、読みながら歩くのは楽しいです。
13:50 大山ケーブル駅
自販機の値段にびっくりでした。

14:00 大山ケーブルバス停
いいタイミングでバスが来たので、すぐに乗ることができました。
トイレの脇に靴を洗えるところがあったので、洗ってから乗ればよかったなぁとおもいました。
終わりに
冒頭で大山はそんなに楽な山ではないと書きました。
なぜかと言うと、意外と標高差が大きいのに想定コースタイムが短いためです。
一般的に1時間当たりどの程度の標高を稼ぐかですが、登りは300m、下りは400mと言われます。
バス停が標高およそ300mで山頂が1252mなので、標高差が約1000mあります。これを2:30で上るのは、初心者には少々きついと思います。
そんなわけで、歩くところに危険なところはほぼないので良いのですが、体力とペース配分をしっかり考えて行くようにしないとかなり大変です。
高尾山に比べてかなりハードだと思うので、個人的には体力に自信がなければ初めての登山にはオススメしませんが、ペースを管理できれば安全で楽しい山です。
これからの時期はヤマビルが出ます。そのへんも注意して、楽しく行ってきてください。
皆様の安全な登山の一助になりましたら幸いです。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。