【夏山!テント泊】剱岳②(早月小屋~剱岳~早月小屋テント泊~馬場島) 2025年7月19日~20日

続きです。ひとつ前のはこちら↓

【夏山!テント泊】剱岳①(馬場島~早月小屋) 2025年7月19日~20日

※思っていたより写真が多くなったので分割します。 「いつか行きたいな」 と思っていた剱岳へ、ようやく行くことができました。 メジャーなルートはアルペンルートの室堂…

早月小屋から剱岳

8:30 早月小屋 発

テントの設営をしてサブザックで出発。

 

 

標高2400mあたりからこんな景色になります。

右の平べったいのが奥大日岳で左のが剣御前かな?

 

10:00 標高2600mのプレート

 

シナノキンバイ(ミヤマキンバイとの違いは「花の大きさと葉の切れ込み具合」だそうです)

 

チシマギキョウ(イワギキョウとの違いは「花弁に毛があって横向きに咲く」だそうです)

植物の名前は、違ったら教えてください。info@yamaaruki.tokyo

 

11:05 標高2800mのプレート

 

標高2830mあたりから早月小屋。

 

このあたりからが本番です。

獅子頭

 

写真だと高度感がイマイチですが・・・

 

獅子頭とカニのはさみの間にミヤマオダマキ

 

カニのはさみから振り返る。

 

カニのはさみから山頂直下の急登。

 

12:00 剱岳 着

満足!

 

山頂は想像より広く、お湯を沸かすくらいのことはできます。

祠の前とプレートがあるところは撮影スポットなので、譲り合いましょう。

30分ほどのんびりとしてしまいました。

 

剱岳から早月小屋

12:35 剱岳 発

下山時には少し雲が上がってきました。

 

うっかり別山尾根方面へ行くところでした。危ない危ない。

写真右上のポールが立っている方向に軌道修正。

 

岩場は下りのほうが怖いです。

 

獅子頭を過ぎれば、あとはそれほど危険なところはありません。

雪渓で滑らないようにするくらいですかね。

 

2800mから2700mあたりは花がたくさん咲いています。

ミヤマダイコンソウとハクサンボウフウだと思います。

 

クルマユリ

 

早月小屋と馬場島を眼下に下山。

 

15:00 早月小屋

無事到着。

 

乾杯!

 

テント場はいっぱいになっていました。

 

のんびりしてから、17:00頃夕飯にしてさっさと寝袋へ。

 

明日は下山だけです。

 

【7月20日】早月小屋から馬場島

3:00過ぎに起床。

スマホでもこんな写真が撮れました。

 

4:25 早月小屋

出発!お世話になりました。

 

2226mピークから振り返り。

 

標高2000mあたり。どんどん下ります。

 

5:30ごろには1800mあたりまで下りてきました。だいぶ馬場島が近くに見えてきました。

 

標高1800mあたり 巨大なモミの木かな?

 

標高1400mくらいまで下りてくると、巨木がいくつもあります。

 

8:00 早月尾根入口まで無事に下山しました。

 

8:15 馬場島駐車場

お疲れさまでした!

 

終わりに

当初は体力的に少々不安だったので、ダメなら来年にでもアタックし直そうと思っていました。

終わってみればいろいろと最高の山行になりました。

 

これは想像でしかありませんが、早月尾根は別山尾根と比べて標高差があるので体力的にはきついのですが、山頂近くの岩場に関してはマシなんじゃなかろうかと思いました。そんなわけで、来年以降に別山尾根からアタックしたいと思います。

個人的には、早月尾根は体力があって費用を抑えたい人向け、別山尾根はその反対のイメージです。

「ちょっと行ってみたいから連れて行ってよ」と言われても、かなりハードなので一緒に行く人を選ぶ山だよなぁという印象です。特に今年は、夏山での遭難事故が多いのでメンバーは慎重に選ぶ必要があると思います。

ただ、無事に行けたのなら確実に思い出深い山行になるでしょうね。少なくとも私にとっては、満足感最上級の山行でした。

 

本日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

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