【反省点たっぷりの日帰り山行】北沢峠~甲斐駒ヶ岳 2025年8月6日
「どうしても行ってみたいから。一緒に行きましょう!」と誘われて、甲斐駒ヶ岳へ。
ちょっと不安でしたが、八ヶ岳の真教寺尾根と県界尾根をクリアしているので大丈夫だろうと思ってGOサインを出しました。
結果としては反省点が多く、運が良くて何事もなく帰ってこられて良かったなぁという感じでした。
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天気と天気図
天気図
例によって気象庁のホームページからいただきました。

当日の気象
本州の北側に停滞前線がかかっていますが、太平洋高気圧のほうが強そうなのでなんとかなるかなぁと思いました。
ところが現地に着いたら小雨、歩き出しのころもまだ降っていたのですが、なんとか回復してくれました。少し雷の心配もあったのですが、それも大丈夫でした。
きれいに晴れることはほとんどありませんでしたが、時折ガスが晴れて街並みが見える時間もありました。
コースとコースタイム
コース図

コースタイム
6:05 戸台パーク
6:50 北沢峠 着
7:00 北沢峠 発
8:20 2502mピーク
9:05 双児山
9:57 駒津峰
10:55 直登ルート分岐
12:15 甲斐駒ヶ岳 着
12:25 甲斐駒ヶ岳 発
13:15 直登ルート分岐
13:52 駒津峰
14:40 仙水峠
15:10 仙水小屋
15:32 長衛小屋
15:43 北沢峠 着
16:00 北沢峠 発
16:55 戸台パーク
ヤマケイオンラインとの比較
北沢峠~双児山~直登ルート~甲斐駒ヶ岳 4:20
甲斐駒ヶ岳~トラバースルート経由~仙水峠~北沢峠 3:05
実際のタイムは、登りで55分、下りは15分ほど余分にかかりました。
下りは、休憩時間を考えたらこんなものかと思います。
登りは、標高2000mから出発なので体に無理をかけないように全体的にゆっくり歩いたことと、直登ルートでかなり時間を費やしてしまい時間がかかりました。
直登ルートで同行者の足がすくんでしまったこと、下山時にも恐怖のためザレ場でなかなかペースが上がらなかったことが挙げられます。
力量を見誤ったのは、間違いなく私のミスです。一時は、かなりムスッとしたまま歩いてしまいました。ケガにつながらなくて本当に良かったです。
北沢峠~双児山~直登ルート~甲斐駒ヶ岳
平日で天気もイマイチかもしれないとのことで、戸台パークはそれほど混んでいませんでした。
6:05 戸台パーク
バス2台は満席、3台目は空席がありました。全員座っていけるんですね。知りませんでした。

6:50 北沢峠 着
小雨、テンション上がりませんが天候の回復を祈りつつ出発です。

7:00 北沢峠 発
しばらくこんな樹林帯をひたすら歩きます。天気が回復してきました!

二合目だそうです。標高2330mあたりで地図だとこのあたりで尾根に乗っているようです。

8:20 2502mピーク
この写真の少し先の左にピークがあります。

9:05 双児山
この辺まで来ると植生が変わってきます。
4合目だそうです。

駒津峰の手前の急登は、後ろにひっくり返りそうなくらい急でした。
ガスが晴れたかと思ったらまたすぐに真っ白に。

9:57 駒津峰
六合目だそうです。

ガスで見えませんが甲斐駒ヶ岳方面。右奥に摩利支天がうっすら見えます。

ここから岩場っぽいところが出てきます。
トレッキングポールが少し邪魔になるかもしれません。


八合目。ここは少し広くなっています。
この少し先に直登ルートとトラバースルートの分岐があります。

10:55 直登ルート分岐
一度はトラバースルート方面に行ったのですが、混雑しているようだったので思い切って直登ルートに変更しました。

これが間違いの始まりでしたねぇ。想像以上に過酷なルートでした。
よく見るとトラバースルートに登山者が見えます。ホントならそっちだった。

標高2830mあたりの岩場。ここは怖かったですね。傾斜はきつくないのですが、両側に落ちそうなところでした。四つ這いでどうにかクリア。

マークを見落とさないように!

この尾根を登ってきました。
そしてここからザレ場。滑って落ちそうになります。

ずっと晴れたりガスったり。
マークを見落とさないように!

12:15 甲斐駒ヶ岳 着
どうにか無事に登頂しました。

ちょっとだけ南アルプス市方面が見えました。

甲斐駒ヶ岳~トラバースルート~仙水峠~北沢峠
12:25 甲斐駒ヶ岳 発
時間が押していたのですぐに下山です。
5分ほどで黒戸尾根との分岐に出ます。北沢峠へ下ります。

ここからは、間違った踏み痕がたくさんあるので注意が必要です。さらにザレているので結構危険なところです。
赤い目印を探しながら下山しましょう。

右奥に摩利支天。

摩利支天への分岐。つい5分前とは打って変わって何も見えず。

樹林帯に入るところもちょっとわかりにくい。よく見るとピンクのテープがあります。

これを登ったら直登ルートとの分岐です。

13:15 直登ルート分岐
ようやくここまで戻ってきました。
ここからは、ちょっとした岩場はありますが足がすくむようなところはなかったと思います。

13:52 駒津峰

帰りは仙水峠方面なので、この道標の手前を下ります。
傾斜がなだらかなので安全そうで歩きやすそうなこちらを選択しましたが、コースタイム的には来た道を帰るほうが早いです。どっちが良かったのかはわかりません・・・。
バスの時間に間に合うかギリギリだったので、もうここからは一目散に下りましたが、本当は絶対にこんなことをしてはいけません!冷静な判断ができなくなる状況は、ケガや道迷いなど遭難の一歩手前です。

14:40 仙水峠
ここまでくればだいぶ安心だと思っていたのですが、ここから写真のようなゴツゴツしたところを歩くのに手間取りました。どこを通っても下っていけるのですが、意外とマークが分かりにくかった。


15:10 仙水小屋
この辺はもうすっかり樹林帯です。

ここだけロープあり。

15:32 長衛小屋
この時間にここにいればもう安心!
あとはテント場の横を通って林道に出るだけです。

15:43 北沢峠 着
間に合った!いやー、良かった。

16:00に北沢峠を出発して、16:55に戸台パークに到着しました。
ちなみにこの林道は21kmくらいあるようなので、バスに乗り遅れて歩いたら大変なことになります。
終わりに
北沢峠から甲斐駒ヶ岳のルートは、体力的にはそこそこハードですがマークを探しながら冷静に進めるのなら特別大きな問題はないと思います。安全面に配慮して登りたいのなら、北沢峠の反対側にある仙丈ケ岳のほうが良いかもしれません(岩場があった記憶がないので)。
直登ルートは、よじ登るのが好きな人は楽しいですよ。ただ結構長いので、少しでも不安な人や集中力が続かない人は避けるべきルートです。先に進めなくなりますし、きっと戻るのはさらに危険です。
今回は、何しろ無事に帰ってこられてよかったです。本当にそこにつきます。
ルート、力量、タイムスケジュール、私のメンタル面、どれを取っても及第点には程遠いものでした。
判断としてまだマシだったのは、トレーニング用の余計な水とバーナーを持っていくの止めていつもより軽装にしていたことくらいですね。
同じ失敗をしないように、今回の反省点を今後の糧にしたいと思います。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。