7月24日 檜洞丸と犬越路隧道③ 檜洞丸から矢駄尾根経由で西丹沢ビジターセンター
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檜洞丸から犬越路の林道
9:14 檜洞丸 発
山頂から北西方向の尾根を下ります。
ここからは気持ちのいい稜線歩きになります。
山頂からの急降下
雨が降っていましたが、見晴らしは良いです。
ヤマブキショウマと稜線
手前の白い花がヤマブキショウマ。
ヤマオダマキ
ピンボケで申し訳ありません。
丹沢では珍しい植物だそうです。
とても滑りやすい丸太
進行方向から撮影したので敢えて逆さまのままです。
湿っていると丸太や木道はとにかく滑って危ないです。
気を付けて歩きましょう。
9:47 矢駄尾根への分岐
直進すると犬越路。
矢駄尾根は右に下ります。
この先は樹林帯に入るので、ここで雨具を脱ぎました。
矢駄尾根は全体的に勾配がかなりきついです。
きれいな樹林帯なのですが、木製の階段は大変すべりやすく危ないです。
何度も足を取られました。
イタヤカエデの巨木(標高1252mピーク付近)
幹も背丈もとても立派でした。
写真だと伝わらないのですが、カエデってこんなに大きくなるんですねぇ。
大きい岩(標高約940m)
この大きな岩を下ったらまもなく林道です。
ここで派手にこけた人がいました(笑)
いやー、そのまま転がり落ちていかなくてよかった。
11:06 犬越路隧道への林道(標高約860m)
写真の右上から降りてきました。
少し広くなっています。
林道を横切って、さらに矢駄尾根を神ノ川方面に下るルートもあります。
今回は下りてきて左側に向かいます。
犬越路への林道~犬越路隧道~西丹沢ビジターセンター
犬越路隧道に向います。
ここからは林道歩きですが、落石に注意が必要です。
昨年の台風の影響でかなり荒れています。
11:22 矢駄沢にかかる橋(標高約900m)
この辺りからアスファルトで舗装されています。
良い道ですよ。
落石を除ければ十分車で走れます。
この林道沿いに、こんな感じで人工的に作られた壁が崩れているところがあるそうです。
あっちこっちに落石がありました。
アスファルトは歩きやすくて良いなと思っていたのですが、あまり踏まれていないためうっすらと苔が生えています。
湿っているので思わぬところで足を取られて危ないです。
11:52 ゲート
地図に載っていますが、隧道の入り口まであと少しです。
隧道の入り口をスルーして少し寄り道をします。
1164mのピークに向かう尾根の入り口
隧道に向かって右に5分ほど進むと、左手に分岐が現れます。
主稜線からのエスケープルートとして使えそうですが、荒れているかもしれません。
ツチガエル(イボガエル)
分岐の近くで見つけました。
詳しい人に見せたら、
「目の大きさと骨盤の大きさからオスですね」
と教えてくれました。
隧道の入り口まで戻ります。
12:06 犬越路隧道
まっすぐで向こうが見えるので、出口は近そうに見えますが遠いです。
しっかり舗装されているので、ヘッドランプはなくても歩けます。
出口付近で水が噴出しているところがあります。
12:19 出口
記念碑があります。
この左手に広いスペースがあって、ちょっとのんびりできます。
ここからは下りになるのですが、勾配がそこそこ急なところがあり、かつ道路に苔が生えていて本当に滑って困りました。
道路が乾いていれば何の問題もないのでしょうが、湿っているときは慎重に行動しましょう。
壁が崩れています(標高約980m)
地図でいうと隧道出口から西丹沢ビジターセンターに少し行って、右の急カーブの後に出てくる左の急カーブのあたりです。
おっかないですねぇ。
歩いているとき急に崩れてきたら逃げられるだろうか。
キャンプ場が見えてきました。
13:38 ゲート
これを越えると、すぐにキャンプ場の横の通りに出ます。
14:03 西丹沢ビジターセンター
写真はありませんが、無事に下山しました。
キャンプ場はますます混雑していて、ビジターセンターの駐車場もいっぱいでした。
終わりに
林道は通行止めっぽい扱いになっていましたが、問題なく通ることができました。
しかしいつ崩れてくるかわからないところがあるので、安全のために通行止めにしているのかもしれません。
いずれにしても、できれば行かないほうが良いのでしょうし、行くのでも数人で少し離れて歩き、何かあったら誰かが連絡できる体制で良くべきでしょう。
でも使いやすくて良い道でした。
本日も最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!