【春の丹沢】丹沢山①(今回はのんびり)2022年5月3日


4月21日に下見に行ったルートです。

その時の記事はこちらです↓

https://yamaaruki.tokyo/article/post-5080/

今回は昨年の秋に大山北尾根に行ったメンバーです。

天気図と気象

天気図

気象庁のホームページより

前日まで雨が降り気温が低い日が続いていました。4月29日は東北で季節外れの雪が降りました。

低気圧が太平洋側に抜けているので、天気の崩れはなさそうです。

等圧線の間隔も広いので、風は弱く快適な一日となりそうです。

停滞前線が南に移動しているので、標高が上がると少し寒いかもしれないと思いました。

当日の気象

午前中は曇り。

低い雲に覆われていてところどころに厚い黒い雲がかかっていましたが、隙間から日が差す時間もありました。

風は一日を通してほぼ無風。

気温は低めで立ち止まると少々寒さを感じました。

丹沢山山頂到着時は日差しがなく、じっとしていると結構な寒さを感じました。

正午近くに塩水林道まで下ったところで、ほんのわずかにポツリポツリと雨粒を感じましたがすぐに止みました。

そのあとは青空の面積が増えて日差しが出てきました。新緑がとても映えていました。

コースとコースタイム

コース

塩水橋から丹沢山

登りは本谷林道から天王寺尾根経由、下りは分岐から堂平方面に行き塩水林道で下りました。

本谷林道出合から天王寺峠までは、崩れているところもありますがある程度は整備されています。

テープ、ロープ、踏み跡をしっかりと確認しながら歩けば問題ないかと思います。

個人的には下りより登りで使うほうが良いルートだと思います。

そこを過ぎてしまえば迷いそうなところはないと思います。

コースタイム

5:25 塩水橋

6:00 本谷林道出合

6:30 天王寺峠

8:36 天王寺尾根分岐

9:23 丹沢山 着

10:16 丹沢山 発

10:49 天王寺尾根分岐

11:44 雨量観測所(塩水林道)

13:26 塩水橋

ヤマケイオンラインとのコースタイムの比較

ヤマケイオンラインでは休憩時間を含めずに、

塩水橋から本谷経由丹沢山 3:30

丹沢山から堂平経由塩水橋 2:50

となっています。

今回は休憩時間を入れて登りが4時間、下りが3時間10分ほどなので、ほぼ設定されたコースタイムと同じでした。

塩水橋から天王寺峠

半原のセブンイレブンでトイレを借りようとしたら、深夜帯はトイレを貸していないとのことでした。

5:00頃に塩水橋に到着し、その時点では駐車スペース一番乗りでした。

5:25 塩水橋

塩水橋

5:25には駐車スペースがいっぱいになり、路上駐車の車が増えてきました。

写真の右側にゲートがあり、そのわきから林道に入ります。

6:00 本谷林道出合

本谷林道進行方向左側に登山口があります。

右カーブの途中にある感じなので、見落とさないように気をつけましょう。

本谷林道出合

ここから少し荒れています。写真の階段もかなりの斜度です。

この階段を越えると左側に少し下ります。

崩れた登山道や倒木がありますので、十分注意して進みましょう。

写真を撮り忘れましたがロープが張ってある谷を通ります。

そこを通過すればもう危険なところはほとんどありません。

6:30 天王寺峠

天王寺尾根に取り付くところには道標があります。葉のない季節なら目の前に丹沢三峰が見えます。

ここからはひたすら尾根歩きです。

天王寺峠から丹沢山

天王寺峠からは主に太い尾根伝いに歩きます。

直登するところが多く、地図上のイメージより斜度がきついように感じます。

前回はかなりのハイペースで登っていたので息が上がっていましたが、今回はのんびりだったのでそれほどきつさを感じませんでした。

丹沢山まで2.9km

  

ギンリョウソウ

だと思います。ギンリョウソウモドキってのもあるそうです。

ギンリョウソウ

 

標高1150mあたりから木の階段が続いてきつくなりますが、40分ほどで天王寺尾根分岐に着きます。

もうひと踏ん張りです。

標高1150mあたり

ミネシメジ

だと思います。きれいなカレー色のキノコでおいしそうでした。(採っていませんが)

ミネシメジと思われます

8:36 天王寺尾根分岐

さてようやく分岐まで来ました。

山頂へは左に進みます。

天王寺尾根分岐

 

標高1380mあたりに、コース上唯一のハシゴと鎖があります。

ハシゴと鎖場

 

鎖場を上って振り返ると良い眺めです。

正面は大山ですね。

大山を望む

 

この写真の木道が出てきたら、丹沢山に続く稜線に取り付きます。

ちなみにこの木道、湿っているととても滑ります。気をつけましょう。

二週間前に比べてバイケイソウが大変な勢いで育っています。この前はほんの小さい目だったのに。

山頂近くの木道

 

マメザクラ

山頂まではちょっとした桜のトンネルでした。

この時期にまた花見ができるとは思いませんでした。

マメザクラ

9:23 丹沢山 着

蛭が岳ははっきり見えますが、残念ながら富士山はみえませんでした。

丹沢山山頂

日差しがないため意外と寒かったです。

ベンチが4つほどありますが、すでに満席でした。

少し待って空いたところを借りて昼食としました。

 

後日公開の「丹沢山②」へ続きます。

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