ランニング中に気を付けてみたこと①
12月23日のランニングの際、気を付けていたことですが、「踵からしっかりと着地すること」でした。
ケニアのランナーのフォアフットストライクや、陸王に出てきたミッドフットストライクのほうが脚への負担が少ないと言われているのですけど、敢えてヒールストライクです。
走っていると、左外側ハムストリングの膝窩あたりの腱や腸脛靭帯が痛くなることがあります。
今回踵接地をしっかりするように意識したところ、それらの問題が起こりませんでした。
なぜ痛くならなかったのか?
ペースや体調によるところもあるでしょうが、ほかにも要素があるのではないかと思ったので考えてみました。
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①重心と接地点について
着地時に接地点の真上に重心が来ることが、一番エネルギー効率がいいと言われます。私もそう思います。
接地点に対して重心が後方にあると、ブレーキになります。
前方への勢いはあるのですが、接地した瞬間に踵を軸に地面方向への力(踵を軸に後方への回転力)が働きます。この力が前方への運動の邪魔をするからです。
かといって接地点に対して重心が前方にあると前のめりになってしまい、不安定でブレーキを掛けながら走るようになります。急な坂道を下るような感覚です。大腿前面やふくらはぎにとても負担がかかります。
今回、いつもよりしっかり踵から接地することを意識したことで、重心が接地点の真上に近い位置が変わったためではないかと考えています。
ほんの数ミリの差かもしれませんが、長距離走るとそれが少しずつ影響してくるのでしょう。
実は原因としてもう一つ考えているのですが、うまくまとまらないので後日続きを書きます。