100年以上前の・・・
ランニングや登山とはまったく関係ない話です。
ただ珍しいものを観ました、という報告です。
この写真なのですが、なんだと思いますか?
100年以上前の飲食店営業許可証だそうです。
当時は保健所ではなく警察が許可を出していたそうです。
この許可証、相鉄線の天王町駅のすぐ近くのにある「かちどき食堂」にありました。
用事があって天王町付近に出かけ、遅めの昼食を摂るところを探していた時にたまたま入った店です。
いかにも昔ながらの定食屋で、薄暗く入るのをちょっと躊躇してしまうような佇まいです。
食堂の昼休憩直前である2時少し前に入ったので、お客は私一人。
そして一番安いまぐろ煮つけ定食を注文。税込500円!
お客としては最低ですね、ほんとに(笑)。
華やかさはまったくありませんが、小鉢がたくさん付いています。
マグロの煮つけは右上の器です。
崩れた角煮と言うか、崩れていないしぐれ煮というか、そんな感じです。素朴ですが私は気に入りました。
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変な時間に入ったにも関わらず、ご主人が話し相手をしてくれました。
「うちにしかない珍しいものがあるんですよ、ぜひ見ていってください」
と言われ、見せていただいたのが許可証でした。
当初は保土ヶ谷駅前で営業していたそうですが、43年前に天王町駅前に移ったそうです。
保土ヶ谷区は90周年!の下に当店は保土ヶ谷に来て105周年(大正元年)とあります。
よーく見ると、メニューも面白いです。
保土ヶ谷駅や天王町駅周辺ちょっとした歴史やの桜の話から大岡川の桜の話になり、あの辺は随分雰囲気が変わりましたよね、といった話に膨らんでいきました。
ご主人はお客さんとこんな話をすることになるとは思わなかった、と笑っていました。私も楽しませていただきました、ありがとうございました。
個人的にはまた行きたい食堂です。
次回はほかのものを食べてみます。
本日も最後までお付き合いいただきまして、ほんとうにありがとうございました!