2019年5月12日 檜洞丸北尾根④ (源蔵尾根の道迷い報告)
檜洞丸と蛭が岳の間の尾根から神ノ川の広河原に下りる源蔵尾根で、三か所ほど迷ったので報告します。
参考になるといいのですが。
関連記事のリンクです。
https://yamaaruki.tokyo/article/post-2314
https://yamaaruki.tokyo/article/post-2323
https://yamaaruki.tokyo/article/post-2343
https://yamaaruki.tokyo/article/post-2374
道迷いポイント①
源蔵尾根に入って間もなくのポイントです。
痩せ尾根を越え急降下をクリアして油断したところで視界が開けます。
正面に蛭が岳が見えてちょっとテンションが上がったところで、道を間違えました。
写真の青い矢印に沿って5mくらい歩くとすぐに分岐があります。
正面に馬酔木がありますが、これが分岐です。
勢いで直進するとルートを外れます。急に下ります。足元が少し硬いのは間違える人が多くてそこそこに踏み固められているのだと思います。
そのまま突き進むと足元がどんどん柔らかくなって、「どうも違いそうだなぁ」という雰囲気になります。
地図が頭に入っていれば、ここでこんなに下るルートではないことがわかるのに、それなりに進んでしまってから間違えに気が付いて引き返しました。
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道迷いポイント②
標高1244mの平たいピークから下る道です。
元々は踏み跡もしっかりしていて迷うようなポイントではなかったそうなのですが、歩く人が減ったこと倒木がそのままで整備されていないことでルートが不明瞭になっているのだと思います。
このピークにはあっちこっちに踏み跡があって、結局最後までどっちに行ったらいいのかよくわかりませんでした。
小さいリボンを見つけたのでそっちに行ったら足元が柔らかくて引き返しました。
おかしいなと思い、こっちに行ったら……
ピンクではなく赤いリボンが出てきました。こちらももう少し下ると足元が柔らかくなりました。
しかし遠くに同じ色の赤いリボンを見つけたので強引に下りたら、なんとなくちゃんとしたルートに戻りました。
上の写真のところから踏み跡をたどって(青い矢印を反対方向に)上ってみたところ、倒木があり道を塞いでいました。
元はこんな風に下りてくるルートだったのではないかと思います。
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道迷いポイント③
最後は尾根を外れて川に下りるルートです。
まったく気が付かすに直進しました。
正解はここを左に曲がります。
まっすぐ行くと上り返します。
こんな土っぽいところを上ってしまったら行き過ぎです。引き返しましょう。
現在はGPSやスマホがあるので、確認しながら歩けば道迷いのリスクは軽減できます。
しかし地図を頭に入れておくと、より早期に間違いに気づくことができます。
最近読図をまったくやらなくなってしまったので、考え方を改めないといけません。
より安全に登山を楽しむためには準備が必要ですね。
本日も最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!